つむらの自腹です

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​異世界転生したら1996年の男子高校生だった?17話【放送部の火花と、二人の後ろ姿】

​異世界転生したら1996年の男子高校生だった? つむらじゃないんですが?第17話

 

ライトノベル(小説モノ)を書きたくなったので書いてみました。

 

 

目次

 

 

 

つむらじゃないんですが?1【小説】 - つむらの自腹です

 

 

 

 

 

​放送部の火花

​体育祭の練習が本格化するにつれ、学校全体がどこか殺気立っていた。

グラウンドでは応援団が声を枯らし、僕たち放送部は機材の設営と音響の調整に追われていた。

 

​「……音が小さいんだよ!」

​突然、スピーカーから流れる行進曲を切り裂くように、3年生の先輩が放送ブースに怒鳴り込んできた。

 

どうやら録音データの収録音が小さすぎて、グラウンドの端まで届いていないらしい。

​「すみません、でもこれ……」

​カワニシさんが申し訳なさそうに棒立ちになる中、放送部の部長が毅然と言い返した。

​「もとの音源が悪すぎるんです! 機材のせいじゃありません!」

 

​一瞬で現場の温度が氷点下まで下がる。

 

さすが部長。僕を抱きつき魔から救ってくれた先輩だと改めて思い出す。

 

結局、その場はうやむやになったが、重たい機材を放送室まで運び戻す足取りは、いつにも増して重かった。

 

 

 

​予兆と一人きりの廊下

​機材を片付け終え、カワニシさんと二人で息をついていると、放送室のドアにノックの音が響いた。

​「……あ、にしもとくん」

​カワニシさんの声が少しだけ弾む。

そこに立っていたのは、にしもとくんだった。

​「カワニシ、終わった? 一緒に帰ろうぜ」

「うん、今片付いたところ。……ごめんね、もりもとくん。先に行くね」

​二人が並んで廊下を歩いていく。

へぇ~、そうなんだ。

僕は二人の後ろ姿を見送りながら、胸の奥に小さな、けれど確かなざわつきを感じていた。

1年終盤のあの噂は、きっとここから始まっていたんだ。

 

 

 

​夜の静寂

​すっかり夜になり、僕は一人で校門を出た。

部員が少ない放送部は、こういう時に一人きりの静けさが身に沁みる。

街灯の下を歩きながら、僕はふと、モリモトさんの鞄の中に消えていった「自分の名前の刺繍が入った体操服」のことを思い出した。

 

​(……明日、返してもらえるかな)

​彼女の家に泊まりに行った僕の分身。

それがどんな風になって返ってくるのか。

​にしもとくんとカワニシさんのこと。

放送部でのトラブル。

そして、モリモトさんのこと。

​いろんな思いが混ざり合ったまま、僕は逃げるようにベッドに潜り込み、深い眠りへと落ちていった。

 

放送部・演劇部部長。

放送部・演劇部部長。

 

 

 

🎙 第17話:放送室の火花と、二人の後ろ姿 🎙
助手
放送部の部長さん、相変わらずカッコいいですね!「音源が悪すぎるんです!」って、あの緊迫した空気の中で言い返せるのは、さすが森本くんの恩人です。
森本
本当に。でも、その後の放送室の静けさが余計にこたえましたよ。カワニシさんとにしもとくんが一緒に帰るのを見て、「あぁ、やっぱりそうなんだ」って……1年終わりの噂を思い出して。
助手
一人きりの帰り道、街灯の下を歩きながら「分身(体操服)」のことを考える森本くん……。切なさとドキドキが混じって、まさにラノベの1シーンでしたよ。
森本
明日、モリモトさんはどんな顔をして体操服を返してくれるんでしょうか。洗ってくれた柔軟剤の香りがするのか、それとも……。考え出したら眠れなくなって、結局潜り込みました。
助手
トラブル、噂、そして「分身」の返却。嵐の前の静けさのような夜ですね……。第18話、期待して待ってます!

 

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ちょっと小説書いてみました。全部フィクションです!!

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つむらさん、ちゃんと続き書いてくださいよ~!!

つづく。(たぶん)

 

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感想を個人的にまとめた日記・小説になります。物語はフィクションです。

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