
異世界転生したら1996年の男子高校生だった?ーつむらじゃないんですが?26ー【小説ライトノベル】
ライトノベル(小説モノ)を書きたくなったので書いてみました。
目次
夏休み。陽キャたちが海や花火で浮かれている中、大名つむらは新たな戦場——「甲子園予選のアルプス席」に立っていた。
傭兵、アルプスに立つ
登山ギアを揃えるための軍資金を稼ぐべく、僕は短期のアルバイトを始めた。
職種は「野球場のジュース売り子」。
日給1500円+歩合給という、まさに実力主義の傭兵稼業だ。
重たいジュースの箱を抱え、僕は眼前にそびえ立つ絶壁——観客席の階段を見上げた。
「……これは、登山部の自主トレも兼ねた一石二鳥の作戦だ」
自分に言い聞かせ、僕は一歩を踏み出す。
小さい子には膝をついて丁寧に販売し、お年寄りには笑顔を添える。
一段、また一段。重力という名の敵と戦いながら、ついに僕は観客席の一番上、つまり「頂上」に到達した。
擬似アルプス制覇
「……ふう。登山部員つむら、アルプス制覇しましたよ!」
最上段からグラウンドを見下ろすと、そこには絶景が広がっていた。
迫力ある応援団の太鼓、空を突く吹奏楽の音色、そして華やかに舞うチアダンス。
地元の期待を背負った選手たちの熱気が、陽炎(かげろう)のように立ち昇っている。
給料は決して高くはない。けれど、ここから見える景色には、1500円以上の価値があった。
チアリーダーの応援は文句なしに可愛いし、グラウンド脇で真剣にメモを取る女子アナウンサーの姿も、放送部員の僕にとっては眩しすぎるプロの輝きだった。
さらには、売り子のお姉さんたちという名の「戦友」もみんなレベルが高い。
なんだこれ。ここは天国か? それとも僕が熱中症で見ている幻覚か?
いや、バイト先から毎日もらえるお昼ご飯の金券と交通費。これは夢じゃない。
偵察と現実
勢いに乗った僕は、勢力範囲を広げ、バックネット裏の特等席まで進出した。
そこは、選ばれし者だけが座ることを許される聖域。
最高級の角度から試合を眺めながら、僕はふと思った。
「……そうか、これが『天下』の眺めか」
教室で繰り広げられていた、ちっぽけな恋愛RPGなんてどうでもよくなってくる。
ここでは、一球一球に数千人の人生が交錯しているのだ。
各高校の新聞部や広報部が作った高校野球新聞を頂く。練習内容や部員紹介が載っていて良い。女性アナウンサーから声をかけられた。紙面を見たいとの事。僕の持っていた新聞を渡し、放送局の腕章をみてその場から離れた。「本職は大変だなぁ。……でも、いつかあっち側のマイクの前に立つ日が来るんだろうか」
放送部員つむらは、一瞬だけ売り子の顔を捨てて、遠くの放送ブースを眺めた。
重たい荷物で肩が食い込み、足は棒のようだが、僕の心は不思議と晴れやかだった。
けれど、ふとカバンの中の「登山計画書」を思い出す。
今回の「アルプス制覇」は、あくまで予行練習。
本物の山には、チアリーダーも吹奏楽も、キンキンに冷えたジュースを買いに来る可愛いお姉さんもいない。
「……まあ、今はいい。今は、この勝利の味(オレンジジュースの売上)を噛み締めよう」
階段一段が標高一メートル。売上一本が兵糧一ヶ月分。
僕は再び箱を担ぎ直し、次なる「山嶺(反対側のブロック)」へと向かって、力強く階段を駆け下りた。一段登るごとに酸素が薄くなる気がする。標高差わずか20メートル足らずのアルプススタンドが、今の僕にはエベレストに見えた

ついつい見てしまう高校野球・・・・。






ちょっと小説書いてみました。全部フィクションです!!

つむらさん、ちゃんと続き書いてくださいよ~!!
つづく。(たぶん)
↑ドラマ、アニメはこちらからどうぞ。
ご注意ください。
感想を個人的にまとめた日記・小説になります。物語はフィクションです。
毎回、イベント・インシデントが発生する事を確約するものではありません。内容を保証するものではありません。サービス・商品の機能を著しく低下させる目的で記事は書いておりません。公式HPを必ずご確認ください。
投資(信託)は、元本保証および利回り保証のいずれもありませんのでご注意ください。投資(信託)は国内外の株式や債券等へ投資しているため、投資対象の価格の変動、外国為替相場の変動等により投資した資産の価値が投資元本を割り込むリスクやその他のリスクは、投資信託購入者が負うことになりますのでご注意ください。
アベマで負けヒロインが多すぎる!1話無料放送
アベマで負けヒロインが多すぎる!が1話放送されています。
↑ドラマ、アニメはこちらからどうぞ。
アニメ記事
響け!ユーフォニアム3、感想と考察まとめ【ネタバレ】 - つむらの自腹です