つむらの自腹です

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異世界転生したら1996年の男子高校生だった33話【親友の退学。不在票の届かない空席と、カオスな文化祭演劇の罠】

異世界転生したら1996年の男子高校生だった?ーつむらじゃないんですが?33ー【小説ライトノベル】

 

ライトノベル(小説モノ)を書きたくなったので書いてみました。

 

 

目次

 

 

 

​季節は僕の困惑を置き去りにして、無慈悲な速度で進んでいく。

 

​欠落した座席と、数字の審判

​二学期初日の衝撃も冷めやらぬまま、日々は淡々と過ぎ、気づけばテスト期間に突入していた。

 

結局、まつもとくんの座席は「欠落」したままだった。

出席確認のたびに響く小さな空白。それは、ルーズソックスの白で埋め尽くされた教室内で、唯一塗りつぶせない黒い穴のように見えた。

 

​「……終わった」

​テスト最終日のチャイムと共に、教室に安堵の声が満ちる。

時給750円の労働で培った「集中力と耐性」を注ぎ込んだ僕の答案用紙が、今頃は教官室という名の検問所で裁かれているはずだ。

数字で評価されるテストの方が、女子たちの複雑な「足元の流行」を読み解くよりも、よほど僕の性に合っている。

 

 

​突きつけられる現実(ロードマップ)

​テスト明け、担任が教卓を叩く。

​「はい、お疲れさん。テストは終わったが、行事は目白押しだぞ。文化祭、耐寒訓練、そしてお前らも避けては通れない『進路』の話だ」

 

​進路。

令和の記憶が、将来への漠然とした不安を呼び起こす。

だが、今の僕の足元にあるのは、耐寒訓練という名の肉体的苦行と、文化祭という名の集団狂気だ。

どちらも「大名」の僕にとっては、領民との不本意な交流を強いられる、回避困難なイベントである。

 

​文化祭会議:演劇という名の公開処刑、小田原評定

​そして、その日のLHR(ロングホームルーム)。

二学期のメインイベント、文化祭の出し物を決めるクラス会議が始まった。

​黒板の前で、にしもとくんが爽やかにチョークを走らせる。

「やっぱ、みんなが主役になれるのがいいよな!」

 

​数分後、黒板にデカデカと書かれた文字を見て、僕は目眩(めまい)を覚えた。

​『クラス出し物:演劇』

 

​演劇。

それは、自意識を極限まで削り出し、他人の前で「自分ではない何か」を演じるという、内向的な人間に対する最大級の刑罰だ。

女子たちはルーズソックスを揺らしながら、「衣装どうする?」「配役は?」と早くも盛り上がっている。

​「……まつもとくんがいないのに、劇なんて成立するのか?」

​ふと零した僕の独り言は、盛り上がる教室の熱気に一瞬でかき消された。

 

先生が、「まつもとは、こない。学校辞めたからだ。」と、衝撃な発表があった。

 

一学期、一緒に登校してた、まつもと君は学校を中退してしまった。

僕はまつもと君を支えきれなかった、そんな事になっているとは思いもよらなかった。

郵便配達なら、決められたルートを黙々と歩けばいい。郵便配達の誤配(ミス)ならやり直しが効くが、学籍番号という名のIDが消えたら二度と戻らない

高校生活という「シナリオのない迷路」に、僕は放り込まれようとしていた。

 

一瞬、クラスがざわついたが、演劇の会議が進行する。

​ナカサカさんがこちらを向き、少し困ったように、でも楽しそうに笑う。

その足元は、相変わらず白く、眩しかった。

 

演劇内容は、赤ずきんちゃん。

赤ずきん役は、トミヨシさん。オオカミがノムラ君。で、桃太郎がにしもと君。うらしま太郎がなかやまくん、金太郎がきばやしくん。って、なんだコレauのCMみたいになってる。

で、魔女役にホソヤさんと僕。シンデレラがモリモトさん。...って、なんで自分が魔女役やねん!!せめて黒衣(くろご)か、舞台袖の音響機材という名の背景になりたいのだが…

 

トミヨシさんが赤ずきん……なかやまくんと付き合ってるトミヨシさんは酸いも甘いも知ってるので、オオカミ役のノムラくんの方が食べられるんじゃないか?と思ったりしてる。

クラスの会議を進行するホソヤさん

クラスの会議を進行するホソヤさん

演劇に決まったのですが、やるのが三太郎。

某通信会社のCMみたいな演劇をすることに・・・。

 

🎭 第33話:消えた友と、カオスすぎる小田原評定 🎭
助手
つむらさん……まつもとくんの件、ショックすぎます。「中退」なんて、一学期のあの登校風景からは想像もできませんでしたよ。
森本
郵便配達なら、届かなかった荷物は「不在票」で再送できます。でも、学校というシステムから「抹消」された存在は、どこにも戻せない。彼を支えきれなかった自分の無力さを、ルーズソックスの白さが嘲笑っているようです。
助手
そんな重たい空気の中、クラス会議の結果がまさかの「三太郎」勢揃いの赤ずきんちゃん(笑)。女子火力最大のトミヨシさんの赤ずきんなんて、狼の方が餌食になりそうで怖いです!
森本
まさに「三太郎のCM」かよと。時代を先取りしすぎたカオスですよ。しかも、なぜ僕がホソヤさんと一緒に「魔女」役なんですか。せめて背景の「喋らないポスト」にしてほしかった。
助手
モリモトさんのシンデレラも気になりますが、魔女姿のつむらさんと、ルーズソックスを履いた魔女ホソヤさんのコンビ……。これ、劇として成立するんですか?(笑)
森本
成立させるしかないのが「大名の務め」です。でも、練習が始まれば、消えたまつもとくんの穴がもっと痛感されることになるんでしょうね……。郵便配達のルートを外れた僕たちの行き着く先が、魔女の館だとは思いませんでしたが。
助手
悲しみを抱えながらの文化祭準備、どうなるのか目が離せません!次回、魔女役の初稽古、期待してます!

 

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ちょっと小説書いてみました。全部フィクションです!!

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つむらさん、ちゃんと続き書いてくださいよ~!!

つづく。(たぶん)

 

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感想を個人的にまとめた日記・小説になります。物語はフィクションです。

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