
異世界転生したら1996年の男子高校生だった?ーつむらじゃないんですが?41ー【小説ライトノベル】
ライトノベル(小説モノ)を書いてみました。進路希望調査という名の、戦力分析回です。
目次
進路調査とクラスの勢力図
「そろそろ、自分の将来を真剣に考えておくように」
担任の先生の言葉と共に、白い進路希望調査票が配られた。教室に漂う空気は、先日の文化祭の喧騒が嘘のように、重く、現実的なものへと変貌を遂げている。
僕は手元の調査票を見つめながら、周囲の「戦力」を分析してみた。 まず、僕の周辺。ノムラくんは迷いなく進学だろう。彼と同じグループのニシモトくん、テラシタくんも進学の意向を固めているようだ。ニシモトくんとよく話しているナカヤマくんやキバヤシくんは別のグループだが、彼らの動向まではまだ掴めていない。他の男子たちは少人数のグループに分かれていて、僕の諜報網(交流)にはかからないほど静かだ。
ハヤシさんという「したたかな戦略家」
一方で、女子側のグループは巨大な銀河を形成している。 トミヨシさんやフジさんのグループは、あのフジモトさんの広大なネットワークと結合し、クラス最大の勢力となっている。その側近に、ハヤシさんがいる。
彼女については特筆すべき点がある。実は僕と3年間同じクラスになるのだが、1年の時のイメージが驚くほど薄い。セミロングの髪型をした可愛らしい女子、という輪郭はあるのだが、具体的な思い出が霧の向こうだ。しかし、この平穏な外見の下に「したたかな戦略家」の素顔を隠しているとは、この時の僕はまだ知る由もなかった。文化祭の演劇で役をするならハヤシさんだったと思う。なぜ彼女が出演者側にならなかったのか疑問が残る。彼女たちの一団も、迷わず進学の道を選ぶのだろう。
変貌を待つ者、静かなる領地
視線を移せば、以前体操服を貸したモリモトさんのグループがある。コマツさんやニシムラさんが所属するこの一団も、1年の時は静かなイメージだった。だが、彼女たちもまた、後に劇的な変貌を遂げる気配を孕んでいる。 そしてホソヤさんのグループと、少人数ながら独特の存在感を放つナカサカさんのグループ。どの一団を見渡しても、教室に流れる空気は「進学」一色だった。
大名である僕自身はどうか。 周囲の兵(クラスメイト)たちが次々と次の戦地(大学)を見定める中、僕の領地経営——もとい進路選択は、まだ深い霧の中にあった。どの道を選んでも、険しい山岳地帯が待っていることだけは間違いないのだが。

1年生のハヤシさん。
おとなしくて清楚な感じ。





つづく。(たぶん)

ちょっと小説書いてみました。全部フィクションです!!

つむらさん、ちゃんと続き書いてくださいよ~!!
つづく。(たぶん)
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