リーマンショックからの投資成績は?【2008年の投資】
今回は過去の投資産評価表が来たのでまとめてみました。
目次
リーマンショックとは?
リーマン・ショックは、アメリカ合衆国で住宅市場の悪化による住宅ローン問題がきっかけとなり投資銀行であるリーマン・ブラザーズ・ホールディングスが2008年9月15日に経営破綻したことにより、連鎖的に世界規模の金融危機が発生した事象を総括的に呼ぶ日本における通称である。
リーマンショックとは2008年に起きた、暴落相場の事です。
リーマンブラザーズが破綻したのが有名で、「リーマンショック」と呼ばれています。
リーマンショックの原因は?
アメリカでの住宅ローン問題が原因です。
当時、信用力の低い人へ「高金利住宅ローン」を貸し付けていました。
サブプライム住宅ローンと呼ばれていました。
もともと、低所得者・低信用力向けの高金利住宅ローンでしたので、
回収問題が出ておりました。
これが一気に焦げ付き(回収不可)、不良債権化→売りが殺到し
大暴落となったものです。
当時のサブプライム住宅ローンは、「証券化」されており、
いろんなセクターで取引されていたため、
どこに何の担保があるのか分かりずらくなり、
一斉に売却された側面もあります。
今でいうと「ロシア株暴落・ロシア通貨のルーブル売り」みたいな感じです。
(個人の感想)
2009年4月の日経平均株価
yahooファイナンスより。
トウシルより
2008年はアメリカでリーマンショックが発生。
日本の株価も下落することになります。
2009年3月10日、日経平均株価は7054円98銭をつけます。
2008年に何があった?重大ニュース
(時事通信より)
◇国内10大ニュース
1位・福田首相が辞任、麻生内閣発足
2位・秋葉原で通り魔、7人死亡
3位・日本人4人にノーベル賞
4位・東証、バブル後最安値の7162円90銭
5位・中国製ギョーザで中毒、殺虫剤メタミドホス検出
6位・北島が連続2冠、女子ソフトは悲願の金
7位・後期高齢者医療制度(長寿医療制度)スタート
8位・元厚生次官宅連続襲撃事件で3人死傷
9位・岩手・宮城内陸地震で死者・不明者23人
10位・戦後最長の拡大に終止符、月例経済報告
◇海外10大ニュース
1位・金融危機が世界に波及、株価暴落
2位・米大統領選でオバマ氏当選
3位・中国四川省で大地震
4位・北京五輪開催
5位・穀物など商品価格急騰、原油は1バレル147ドルに
6位・チベット暴動、各地の聖火リレー混乱
7位・ロシア軍がグルジア侵攻
8位・米3大自動車メーカーの経営悪化、合併模索も
9位・インド・ムンバイで同時テロ
10位・北朝鮮のテロ支援国指定解除
2008年に起きた重大ニュースになります。
この時期のリーマンショックをきっかけに、
世界の株価は乱高下します。
リーマンショック時の投資資料とは?
部屋の掃除をしていたところ、
2009年4月発行の投資資料を見つけました。
インデックス積立投資の資料なのですが、
時期的にリーマンショックの影響を受けているときの資料になります。
もろに直撃しています。
書類の中から発見。
封筒はボロボロです。
書類作成日は2009年4月ですが、取引は2008年の取引成績となっています
簡単に言うと「リーマンショック時の取引成績です」
2009年4月の投資資料より
2008年の成績になります。
毎月約5000円積立(投資配分は以下の通り)
・元本保証預金40%
・国内バランスファンド20%
・債券インデックス25%
・アクティブファンド5%
・外国債券5%
・外国株式5%
「たまごは1つのかごに盛るな」という
基本的なルールを守った比較的健全な投資配分になっています。
国内元本保証ファンドが40%占めています。
しかし、
積立金額、合計36万円。
に対して
評価金額 合計32万円。
マイナス4万円です。
約10%の含み損を抱えています・・・。
これがリーマンショックか・・・。
と思わせる投資資料でした。
(元本保証商品に40%投資しているのに、4万円の損失・・・)
リーマンショックその後
その後の資料もあったので調べてみました。
2015年4月の投資資料より
毎月約5000円積立
・元本保証預金35%
・国内バランスファンド20%
・債券インデックス20%
・アクティブファンド0%
・外国債券15%
・外国株式10%
「たまごは1つのかごに盛るな」というルールを守りながら、
アクティブファンドへの投資を停止。
その分を海外に回しています。
2015年10月の投資資料より
毎月約5000円積立
・元本保証預金13%
・国内バランスファンド20%
・債券インデックス10%
・外国債券7%
・外国株式50%
「たまごは1つのかごに盛るな」というルールを守りながら、
外国株式の比率を上げています。
2015年11月の投資資料より
毎月約5000円積立
・元本保証預金5%
・国内バランスファンド5%
・債券インデックス0%
・外国債券0%
・外国株式90%
「たまごは1つのかごに盛るな」というルールを守りながら、(?)
いや、
「たまごを1つのかごに盛ってる!!」
しかも、
海外株式に90%投資してます・・・。
どこに行った「分散投資」。。。
リーマンショック時の投資まとめ
・アメリカも日本株も大暴落。
・元本保証ファンドに40%投資。
・それでも4万円(約10%)の損失。
2015年にインデックス積立投資を知ったので、
海外株式(全米インデックス)ファンドの比率を極端に引き上げています。
リスク管理、ちゃんとできてますね!
つむらさん、全然リスク管理してないですよ~!
ご注意ください。
投資(信託)は、元本保証および利回り保証のいずれもありませんのでご注意ください。
投資(信託)は国内外の株式や債券等へ投資しているため、投資対象の価格の変動、外国為替相場の変動等により投資した資産の価値が投資元本を割り込むリスクやその他のリスクは、投資信託購入者が負うことになりますのでご注意ください。