【実名公開】AIバブルに物申す?インフレに勝てない「へそくり個別株」売却計画とインデックス回帰へ


深夜24時。
昼間の騒がしさが嘘のように静まり返ったリビングで、お気に入りのマグカップに注いだ業務スーパーのドリップコーヒーを片手に、スマホを開くのが私の密かなルーティンです。
お天気アプリで明日の天気をサッと確認したあと、流れるように証券口座にログインする。そこに広がっているのは、世間の「AIバブル」や「半導体お祭り騒ぎ」という熱狂の急行路線とは、少し様子の違う私の「へそくり個別株ポートフォリオ」です。
今、私はこのポートフォリオの大規模な「リストラ(売却計画)」を企てています。
「買う」ときにあれほどワクワクした個別株を、なぜ今手放すのか。そこには、インフレ時代を生き抜くための、私なりの血も涙もない「家計防衛ライン」の引き直しがありました。
1. 実名公開!我が家が売却を計画する個別株とその事情
今回の売却計画は、大きく分けて3つの理由に分類されます。企業の業績が致命的に悪いというより、今の「私の運用方針」と噛み合わなくなってきた銘柄たちです。
① 「低配当・インフレ転嫁の壁」を感じる主力株
これらは日本を代表する素晴らしい企業であり、私も愛着を持って自腹でコツコツ集めてきました。しかし、現在の「AIバブルっぽい相場」の裏で、足元の急激なインフレ(業務スーパーの買い出しで日々痛感する物価高)に対し、配当の伸びや株主還元姿勢が物足りなく感じてしまうようになりました。管理コストを支払って個別株でホールドし続けるには、今の我が家にとっては「利回りの防衛ライン」を下回ってしまった、というのが本音です。
② 痛みを伴う「損切り」ラインの執行
直近の決算や相場環境の変化を受けて、ズルズルと塩漬けにするリスク(機会損失)を排除するため、ここは冷徹に損切りを執行する計画です。特に宮地エンジニアリングは足元の減益・減配リスクの直撃を受けました。かつての成功体験に縛られず、ルール通りにブレーキを踏むのも、へそくり運用の大原則です。
③ ポートフォリオの「床下ピカピカ」大掃除(端株整理)
これらいわゆる「端株(単元未満株)」として保有しているものです。口座の見た目をスッキリさせ、家計の統制(ガバナンス)をシンプルにするため、今回のタイミングで一斉に売却し、線路をピカピカに磨き上げます。
2. 攻めから守りへ。インデックス積立投資を増やすという方針へ
今回これだけの個別株を売却する最大の目的は、決して投資をやめるためではありません。むしろその逆です。
「個別株の動向にハラハラする精神的ダウンをゼロにし、世界経済の成長に乗るインデックス積立投資へ資金を一本化(シフト)する」
これこそが、我が家の新しいポートフォリオ戦略です。
先月、我が家はエアコン2台(富士通ノクリアと三菱ビーバー)の同時設置に約32万円、トイレ更新に28万円という超大型の先行投資を敢行しました。物理的な防衛ラインを敷いた今、金融資産の防衛ラインもまた、より手堅く、より手離れのいい「インデックス」へと回帰させるべきだと確信したのです。






3. まとめ:投資のハンドルは自分で握る
「買う時よりも、売る時の方が10倍難しい」――これは投資の世界における絶対的な真理です。
- 熱狂に惑わされない: 世間のバブルの熱狂や半導体のお祭り騒ぎに無理についていく必要はありません。
- 我が家の物差しでリバランス: 自分のリスク許容度と、我が家の家計の統制(ガバナンス)に合わせてポートフォリオを定期的に見直すことこそが、最も堅牢な生存戦略です。
個別株のハラハラ感から解放され、世界経済の拡大線路にそっと身を委ねるインデックス運用へ。一見すると地味な後退に見えるかもしれませんが、これこそが持続可能な長期運行の形なのだと思います。
夜中のドリップコーヒーをゆっくりと飲み干し、スマホの画面を閉じれば、明日もまた確実で平和な一日が始まります。次なる運用フェーズへの乗り換え準備を整えつつ、今夜は静かに目を閉じるとしましょう。
我が家の家計ダイヤ、前方よし、安全確認ヨシ!
おしまい。