つむらの自腹です

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人工衛星の名前が素晴らしいので調べてみました【自由研究】

日本の人工衛星のネーミングセンスが素晴らしい

どうもつむらです。

今回は

人工衛星の名前が素晴らしいと思ったので
調べてみました。

 

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目次

 

 

人工衛星とは?

人工衛星とは、惑星、主に地球の軌道上に存在し、具体的な目的を持つ人工天体。地球では、ある物体をロケットに載せて第一宇宙速度に加速させることで、地球の重力と重力から脱出しようとする遠心力とが釣り合い、その物体は地球周回軌道を回り続ける人工衛星となる

地球へ近づこうとする力と離れようとする力がつり合い、

地球を回り続ける物体となります。この物体が人工衛星と呼ばれています。

ただ、近年は太陽光パネルやエンジンを搭載し何らかの観測活動を行っている物体を人工衛星と呼んでいますね。

 

 

つばめ

超低高度衛星技術試験機「つばめ」(SLATS) 

打ち上げ2017年12月23日   (運用終了) 

JAXAは軌道高度にして300kmより低い軌道を将来の地球観測などで利用するための研究をしています。 この軌道は「超低高度軌道」と呼ばれ、これまでの人工衛星にとって未開拓の軌道領域です。 この超低高度軌道を利用する最初の地球観測衛星が超低高度衛星技術試験機(SLATS:Super Low Altitude Test Satellite)です。 「つばめ」はJAXAが培ってきたイオンエンジン技術を利用して、超低高度衛星を開発するための技術評価を行います。 三菱電機株式会社がバス部プライムメーカーとして、設計・製造を担当しており、協力して開発を進めています。

人工衛星「つばめ」は従来の人工衛星より「低い位置を飛び(周回し)」

地球の観測、イオンエンジンのデータを収集しました。

 

つばめ名前の由来

選定理由    :    細長い機体に太陽電池パドルをつけて超低高度を飛行するSLATSの姿が、ツバメが低空飛行する姿と重なり、SLATSミッションを的確に連想させる愛称であるため。

低く飛ぶ鳥「つばめ」と

人工衛星のミッションが重なり

ネーミングされました。

 

 

しきさい

気候変動観測衛星しきさい(GCOM-C)

打ち上げ2017年12月23日

「しきさい」に搭載されている観測装置の「多波長光学放射計」(SGLI)は、環境観測技術衛星「みどりII」に搭載された観測装置の「グローバルイメージャ」(GLI)に続く多波長光学センサです。 SGLIは、地上からの光を、近紫外線から可視光線、赤外線まで19の領域(チャンネル/バンド)に分けて観測します。
19の領域(チャンネル/バンド)の中から目的に応じてチャンネルを選択することで、陸域から、大気、海洋、雪氷まで様々な対象を観測することができます。

SGLIは、可視・近赤外放射計部(SGLI-VNR)と赤外走査放射計部(SGLI-IRS)の2つの放射計により構成されています。

多彩な角度から地球を観測できる観測装置搭載。

「しきさい」という名前がマッチしてますね。

 

しきさい名前の由来

選定理由    :    彩り豊かなイメージが、多波長を観測可能な多波長光学放射計(SGLI)により、植生、海洋、雪氷等、多くの観測対象をもつGCOM-Cの特徴を的確に表しているため。

気候観測に使うセンサー・ミッションの特徴を表している

として

「しきさい」という愛称になりました。

 

 

ひとみ

X線天文衛星「ひとみ」(ASTRO-H)   

打ち上げ 2016年2月17日    (運用終了)

「ひとみ」は、ブラックホールの周辺や超新星爆発など、高エネルギーの現象に満ちた極限宇宙の探査・高温プラズマに満たされた銀河団の観測を行い、宇宙の構造やその進化を探ることを目的とするX線天文衛星です。2016年2月17日に種子島宇宙センターからH-IIAロケット30号機で打ち上げられました。同年3月26日に通信が途絶し、4月28日に運用を断念しました。

・軟X線分光器(SXS)
・X線CCDカメラ(SXI)
・硬X線撮像検出器(HXI)
・軟ガンマ線検出器(SGD)
・軟X線望遠鏡(SXT-S,SXT-I)
・硬X線望遠鏡(HXT)

望遠鏡を搭載し、宇宙の観測を行う人工衛星。

 

ひとみ名前の由来

「ひとみ」が「熱い宇宙の中を観るひとみ」であること。
画竜点睛(竜を画いてひとみを点ず)の故事において、ひとみを描きこんだ途端に、竜が天に昇ったことから示されるように、物事の最も肝要なところという意味に使われる。「ひとみ」は、X線天文学において、物事を知るのに最も肝要なミッションになってほしいという願いが込められている。
瞳は、眼の中で光を吸い込む部分でもある。ブラックホールは「宇宙の瞳」であるともいえる。「ひとみ」で「宇宙の瞳」を観測する。

↑ひとみの由来。

「ひとみ」=瞳=目を表していますね。

 

 

あかり

赤外線天文衛星あかり(ASTRO-F)

打ち上げ日 2016年2月17日 (運用終了)   

「あかり」は掃天観測による、赤外線天空地図の作成を主目的として開発された。掃天とは、望遠鏡の向きを変えながら空を舐めるように観測し、それを合わせて一枚の大きな画像を得ることである。つまり「あかり」とはスキャナのようなものと考えてよい。

宇宙を「スキャナー」のように観測する人工衛星。

天体からの赤外線を観測する日本で初めての衛星になります。

 

あかり名前の由来

「あかり」とは、遠いところから暗い中に認められる光を言う。宇宙の塵で隠されている部分を赤外線によって見通すことが、その語感と重なることから適当と判断した。チームは、この衛星によって宇宙の謎の解明に大きな貢献をしたいと考え、その努力が、ささやかながら未来を照らす「あかり」になればとの思いもこめたつもりであった。参考までにライバルだった名前を列挙すれば、「ひとみ」「みらい」「せいら」(星羅:星がずっとつながったもの)、「あかつき」(最多得票)、「ゆりかご」「いにしえ」。ISASニュース編集長賞は「こたつ」。

宇宙のチリで隠されている部分を

赤外線によって見通すことが、

その語感とかさなり、採用されたそうです。

 

みちびき

みちびき(QZS-1)

打ち上げ日 2010年9月11日

準天頂衛星システムは、日本及びアジア太平洋地域向けに利用可能とする航法衛星システム。 全地球を対象とするGPSシステムと異なり、局地的な位置情報サービスを目的とするために準天頂軌道を周回する人工衛星を利用する。

準天頂衛星システム。準天頂軌道を周回する人工衛星を利用し、位置情報サービスを目的とします。

現在は4基で運用。将来的に7基まで増備予定。

 

みちびき名前の由来

「みちびき」は、第三者商標権等の観点で懸念がないものの中で 最上位であり、多くの支持を得た愛称であること。
高精度な測位情報を提供し、正確な場所へみちびくという準天頂衛星の機能にちなんだ提案理由や、このミッションは次世代の衛星測位技術を日本において確立し、未来の新しい社会へみちびくからという提案理由が多くあり、これらは準天頂衛星のミッション内容を的確に表しているため。

商標がなく、正確な場所へ「みちびく」という機能と、新しい社会へみちびく、

準天頂衛星のミッションとイメージが一致するという理由から名付けられました。

 

だいち

だいち(ALOS)    

打ち上げ日 2006年1月24日    (運用終了)

「だいち」は2006年に打ち上げられた地球観測衛星(陸域観測技術衛星)で、太陽電池パドルを片翼にもち、3つのセンサを搭載した衛星です。 「だいち」は地球規模の環境観測を高精度で行うことを目標に、地図作成・地球観測・災害状況の把握・資源探査など、幅広い分野での利用を目的に開発されました。

地図や、地域の観測、災害状況把握、資源調査などを目的として作られた人工衛星です。

 

だいち名前の由来

(選定理由)
「だいち」の応募数は全体の1割を占め、多くの支持を得た愛称であること。また、ALOSの観測対象がわかりやすいことなどが選定理由です。

観測対象が分かりやすいということが決め手となったようです。

 

はやぶさ

はやぶさ(MUSES-C)    

打ち上げ日 2003年5月9日 (運用終了)    

将来の本格的なサンプルリターン探査に必須となる技術を実証することを目的とした、工学技術実証のための探査機である。2010年6月13日、小惑星「イトカワ」の表面物質搭載カプセルを地球に持ち帰ることに成功した。

小惑星イトカワからサンプルを持ち帰ることを目的とした探査機になります。

 

はやぶさ名前の由来

手塚治虫は、鉄腕アトムの誕生年を2003年に設定している。この年の5月、小惑星サンプルリターンの技術を確立するためのMUSES-C探査機が打ち上げられた。その自律探査ロボットとしてのMUSES-Cの性格から、投票では「あとむ」あるいは「アトム」の人気は高くトップ得票だった。しかし選考委員会で誰かが「アトムって原爆を思い出さない?」と問いかけたことからボツとなり、第二位の「はやぶさ」に。猛禽類のハヤブサのように獲物を捕らえて舞い上がるの意。結果としては好評であった。

アトムという名前がボツとなり、

第二候補の「はやぶさ」が採用されました。

はやぶさのように獲物を捕らえるイメージもマッチします。

 

 

かぐや

かぐや(SELENE)    

打ち上げ日 2007年9月14日 (運用終了 月面へ制御落下)

月周回軌道上観測と、月探査の技術開発を目的とする月周回衛星。月の起源と進化を解明するための科学データを取得し、月の利用可能性を調査するとともに、月周回軌道への投入や、月周回中の姿勢制御技術、熱制御技術などの開発を行った   

月の観測のために開発された人工衛星です。

 

かぐや名前の由来

竹取物語の「かぐや姫」に由来する応募(「かぐや」「かぐやひめ」)への提案者は有効応募総数の約24%を占め、中でも「かぐや」はその7割弱の支持を得ました。
また、月探査のために月に向かうSELENEと「かぐや姫」が月に帰る日本の昔話とが重なり、日本人にとって親しみやすいということから、「かぐや」に決定しました。

竹取物語の「かぐや姫」が由来です。

公募でも応募数が多かったようです。

 

きらり

きらり(OICETS)    

打ち上げ日 2005年8月24日    (運用終了)

「きらり」(OICETS)は、数万キロメートルを隔てた衛星と衛星の間で、レーザ光を使った光通信(光衛星間通信)実験を行うための技術試験衛星です。また非常に絞ったビームを使用するため、干渉が起きる可能性が少ない、安定した通信ができることや、衛星に搭載される機器が小型軽量化できること、なおかつ伝送速度が向上するため、大容量のデータをスムーズにやりとりできるなどのメリットがあるからです。この実験によって、地球観測衛星からの全地球的なデータの取得や有人宇宙ステーションとの通信回線の確保など、宇宙開発と宇宙利用を支える基盤技術の開発を目指します。

衛星と衛星の通信実験のための人工衛星。

 

きらり名前の由来

なお、光衛星間通信実験衛星「OICETS」の愛称を「きらり」と命名しました。

宇宙航空研究開発機構が名付けたようです。

 

のぞみ

のぞみ(PLANET-B)    

打ち上げ日 1998年7月4日 (運用終了)    

火星の上層大気を太陽風との相互作用に重点をおいて研究することを目的とした日本初の火星探査機。火星への航行中、度重なるトラブルで火星周回軌道に乗せるために必要な装置を働かすことができず、火星周回軌道投入を断念した。

日本初の火星探査機。

 

のぞみ名前の由来

いよいよ21世紀を間近に控えて、日本が太陽系探査に進出する志を表明するということで「のぞみ」と決まった。他に有力なものとして「みらい」「あかね」があった。傑作は「一機火星」。「一気呵成」のもじりである。

太陽系の探査に志を表明することで「のぞみ」と決まったそうです。

 

 

ひまわり

ひまわり(GMS)    

打ち上げ日 1977年7月14日    (8号運用中 9号運用待機中)

静止気象衛星「GMS」シリーズは「ひまわり」の愛称で知られ、世界気象監視計画の一環として宇宙からの気象観測を目的に東経140度の静止軌道上に配置された衛星です。この衛星から送られる地球雲画像の観測データは、テレビ、新聞等の天気予報を始め、さまざまな分野で利用され、日常生活にもなじみ深いものとなっています。
「ひまわり6号」以降は、運輸多目的衛星とその活動範囲を広げ、現在気象庁で観測、運用されています

日本の人工衛星としてかなり有名なのが

「ひまわり」です。

現在も名称は継続されています。

 

ひまわり名前の由来

昭和52年に静止気象衛星が打ち上げられときも、いつも地球を見つめていることを、 天気に関係する衛星ということで太陽をイメージさせる名前がふさわしいということから「ひまわり」と名づけられました。

太陽のイメージ、いつも地球を見ている

というイメージがあり名付けられました。

 

人工衛星に花の名前が多い理由

海洋観測衛星「MOS-1」の愛称はご存知のとおり「もも」です。最近、JAXA広報から「もも」命名の経緯を知らないかと問合せを受けました。1987年2月19日打上直後に愛称は「もも」と知らされただけで命名の 由来は特に聞かされませんでした。「もも」は2月頃咲く花なのかと思いましたが、正直この愛称は当初馴染めなかったというのが率直な感想です。私が開発を担当したNASDA最初の技術試験衛星I型(ETS-1)は、打上日が9月9日で、重陽の節句に当たることから「きく」に決まったと当時聞かされました。以来、NASDA初代理事長の故・島秀雄氏が、NASDAの人工衛星の愛称は今後「花」の名前を付けるとの方針を示され暫く続きました。

 

NASDAの第2号衛星である当時のISS(電離層観測衛 星)は1976年2月29日(閏年)打上げのためその時期咲く花として 「うめ」と命名され、一見古風な命名が続きました。しかし、当時の気象庁、 日本電信電話公社(略称:電電公社、現在の日本電信電話株式会社:NTT)、NHKからの強い要望で、NASDAと各機関との共同研究開発により、実用の静止気象観測衛星、静止通信衛星、静止放送衛星が米国の衛星会社 で開発、米のロケットで打上げが相次ぎ、それぞれ「ひまわり」、「さくら」、「ゆり」と華やかな印象の花の名が選ばれました。特に、「ひまわり」は今や 気象庁単独の衛星プロジェクトですがその愛称が引き継がれ、毎日の新聞、 テレビでお馴染みとなり、日本国中、知らない人はいないほどに普及しました。 気象観測衛星に相応しい愛称だと思います。一方、「さくら」、「ゆり」は その後引き継がれること無く、忘れ去られてしまいました。

 

花の命名はその後、1992年2月打上の資源探査衛星1号(JERS-1、愛称: ふよう)まで継続し終了、1996年8月打上の地球観測プラットフォ ーム技術衛星(ADEOS)は、愛称:「みどり」となりました。「みどり 」はその後継機「みどりII」と共に、打上後1年弱で故障、1979年、1980年に打上げられミリ波通信実験を目指した当時としては世界最 先端の実験用静止通信衛星「あやめ」、「あやめ2号」も共に、静止軌道へ の投入に失敗し、苦い記憶に残る二つの「花」衛星でした。

 

話を「もも」に戻します。「もも」は桃の節句に飾る花として存在感はありますが、一般的には花より"果物の桃"を連想しますので、当初馴染めなかったのだろうと思います。物の本によると、桃は、木編に「兆」と書くことから、沢山の実を付けるという意味で、子宝に恵まれると中国で言われているようです。残念ながら、前回の特集(その1)で書きましたとおり、後継機としての「もも1号b」 は継続的なデータ提供が出来ましたが、その後のNASDA、JAXA の地球観測衛星は沢山の子宝(地球観測衛星の後継機)が滞ることなく繋がることが無かったのです。

  

最近のJAXA衛星は、それに相応しい命名が続いていますが、そろそろ過去の偉人の名前を付けてもよい時代ではないかと感じています。JAXA時代の最後のプロジェクト「みちびき」は、測量に多大な貢献をした「いのう」、または「ただたか」が私の案でした。欧州の測位衛星はご存知のとおり、「ガリレオ」です。欧州は他にも多くの偉人の名前を付けた衛星が沢山あります。

「花の名前を付ける」との方針から

1992年まで人工衛星に花の名前が付きます。

 

文面から、

打ち上げ日が「花や実がなる時期」と

重なった花の名前が採用されていた可能性があります。

(もちろん例外があります)

 

日本宇宙フォーラム | お知らせ

(引用元)

 

 

まとめ

・人工衛星の名前の由来を調べてみました。

・ミッションとイメージが一致するネーミングが採用されています。

・一時期、花の名前が付けられていました。

 

 

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副鼻腔とかブタ鼻という愛称は嫌ですね。

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つむらさん、そっちの鼻ではありませんよ~!!

おしまい。

 

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