石子と羽男というドラマがおもしろい【感想】
今回は
ドラマについて個人的な感想をまとめてみました。(敬称略)
一部ネタバレ・過激な表現がありますので
ご注意ください。
目次
石子と羽男というドラマ あらすじ
金曜ドラマ『石子と羽男ーそんなコトで訴えます?ー』|TBSテレビ
TBS系 金曜22:00~
有村架純さん中村倫也さんが主演のドラマになります。
街の弁護士事務所に中村倫也さんが来て、法律のトラブルを解決していくストーリーです。
リアルさ、社会情勢も反映されており、ゆっくりしたスピードで進行するドラマです。
小さな困りごとが、いろんな人を巻き込み、大事件になったりします。
しかし、有村架純さんと中村倫也さんのコンビのシーンは思わず笑ってしまうほど、おもしろい仕上がりになっています。
フジテレビの「リーガルハイ」(ガッキーと堺雅人主演)はコミカルさテンポの良いストーリーが特徴的ですが、石子と羽男はリアル感・社会情勢の反映、ゆったりしたテンポのドラマです。
石子と羽男の原作は?
石子と羽男の原作は、原作なしのドラマオリジナル脚本になります。
西田征史さんの脚本になります。
石子と羽男 相関図・出演者
(TBS HPより)
有村架純 中村倫也 赤楚衛二 おいでやす小田 さだまさし
有村架純さんは「パラリーガル」法律事務所の事務員役。
中村倫也さんは「弁護士」役です。
2人がコンビとなってトラブルを解決していきます。
石子と羽男 感想
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どういった展開になるのか?と思っていましたが、
ストーリーはゆったりした感じで、法律のトラブルも身近な問題なので毎回、興味がわきます。
また、中村倫也さんと有村架純さんのやり取りがかなり面白く、思わず吹きます。
リアルな感じで進むドラマ展開です。
次の展開が見たくなるストーリーです。
また、1話で完結する話が多いので、見やすいです。
石子と羽男 第1話 感想
番組冒頭、寸劇が始まります。
法律トラブルに関する寸劇です。
喫茶店みたいなところで、充電をするお客さん。
「それ、訴えられますよ」と寸劇は終了。
????寸劇、何だったのだろう???と複雑な気持ちになります。
で、本編に入ります。
潮法律事務所でとある弁護士が働くことになります。
羽根岡佳男、羽男(はねお)と呼ばれる中村倫也さん。
潮法律相談所には、さだまさしさんの娘役として有村架純さんがパラリーガルとして働いています。石田硝子、石子(いしこ)と呼ばれています。
(パラリーガル法律事務所で働く女性事務職の事)
ある日、法律相談が入ります。
喫茶店でスマホを無断で充電したとして、店主に訴えられた赤楚衛二さん。
事務所で喫茶店での状況を聞き取りします。
なぜ、スマホの充電が必要だったのか・・・?
いろいろと、謎が出てくるストーリーです。
石子と羽男は現地へ行き、謎を追求します。
スマホへの充電から、とある会社の問題に発展します。
1話ではその他に、追いかけっこ?や長いセリフの言い回し等もあり、
少々荒っぽい感じの内容でした。
事務所の付近でくつろぐシーンや、路面電車(都電?)の風景がノスタルジックで映像もきれいです。映画を見ている情景です。ビールのCMっぽい演出です。
石子と羽男 第2話 感想
冒頭は寸劇から入ります。
小学生がバス停でスマホ課金ゲームします。
18歳ですか?回答「はい!!」
ブー!
「それあとで、大変なことになるよ」という寸劇。
本編
法律相談会で「子供がスマホで大金を課金してしまった」との相談を受けます。
相手のご家族から状況を聞きます。
事務所で状況を再確認します。
単なる課金ゲームのはずが、いろんな謎が深まっていきます。
鉄のように固い頑固さ「鉄子」!
話を盛らないでください「モリオさん」!
とコンビで言い合いになるシーン。
中村さんのTシャツ、それでいいの??
と思うようなシーンです。
石子と羽男 第3話 感想
映画の違法アップロードが今回の法律問題。
オープニングから、カメラの姿をした「映画泥棒」のシーンが出てきます。
なんだこれ!!といった感じで思わず笑ってしまいました。(笑)
本編
とある映画を違法アップロードした青年。
違法性を疑われ、警察に逮捕され、裁判を受けることになります。
羽男は国選弁護人として被告の弁護をします。
お金にならない国選弁護人。と石子。
注目の裁判だ!と意気込む羽男さん。
しかし、被告人は「まったく反省しません」
逆に「何が問題なの??」と言い出す始末。。。
しかし、別の事件も発生し、石子は、映画事務所の監督に状況を確認します。
違法アップロード、違法ダウンロードを扱った問題です。
今回の話は、見ていて爽快感はなく、喪失感、むなしい感じのストーリーでした。
石子と羽男 第4話 感想
寸劇。
へいへいおらおらおらおら!
あっ!という声とともに、電動キックボードと人が衝突します。
ちゃんと警察に連絡しないと、捕まるかもよ?
と女子高校生。
なんだこの寸劇。笑
本編
電動キックボードでひき逃げ事件となった法律問題を石子と羽男が取り扱います。
とある一家の姉からの相談。
妹が電動キックボードで人と衝突した。何とかしてほしいという内容でした。
電動キックボードで衝突した相手は帰宅後に容態が急変し、ひき逃げ事件として妹が逮捕されてしまいます。
裁判を受ける妹(生見愛瑠 めるる)
ひき逃げ事件でしたが、何とか「ひき逃げではない」ということとを証明するため、石子と羽男が動きます。
とにかく、めるるさんの演技が良いお話でした。
実際、今後、将来的に電動キックボードが公道を走る可能性もあり、気を付けたい内容でした。
石子と羽男 第5話 感想
寸劇。
隣の木が庭まで入ってきて、
おばあちゃんが枝を切ろうとします。
訴えるぞ!訴えるぞ!
という、寸劇。
なんだこの寸劇 笑
本編
隣の敷地の枝が入り込んで悩んでいるという法律相談。
石子と羽男が隣の人に申し入れます。
しかし、逆に「ピアノがうるさい」と内容証明書が依頼人に送られてきて、
問題が複雑化します。
家の様子を伺う石子と羽男。
隣の家の女性。
些細な枝の越境問題から、騒音問題へ発展してしまいます。
大ごとになってしまうパターンですが、ストーリーは意外な方向に進みます。
石子と羽男 第6話 感想
寸劇
格安物件ですよ。
安い理由、誰か亡くなっているんじゃないでしょうね?
と漫画『DEATH NOTE』に登場する「L」のような格好で寸劇。
なんだこれ。(笑)
って、画面をよく見ると、
石子と羽男(有村架純と中村倫也)が寸劇しているじゃありませんか!!!
分からなかったです!!!!
ということで、もう一回、1話から寸劇を見直しました(笑)。
本編
分譲マンションの賃貸貸しに引っ越してきたウエンツ瑛士さん。
ある日、「孤独死があった部屋だ」と不審な手紙を投函され、妻の西原亜希さんが幻覚・幻聴を訴えることになり、体調が悪化します。
潮法律事務所の石子と羽男に相談します。
不動産会社に引っ越し費用の請求と違約金発生の契約解除を要望しにきた石子と羽男。
しかし、不動産会社の社長は全く相手にしません。
「事前に告知する法的な理由はない」と不動産会社の社長。
実際、事件性の薄い孤独死では告知義務から外れる、またウエンツ瑛士さんが借りる前に別の入居者がいるため、法律違反は問えない状況で、石子と羽男は壁にぶつかります。
そして、石子と羽男は「不審な手紙を投函した人物」を探すことになります。
不動産屋の対応がちゃんとしている感じがしましたが、意外なところで入居人(依頼人のの妻)の体調不良の原因が分かります。
そういうことあるんだなぁ。という思いになりました。
また、ドラマの途中の中村倫也さんのモノマネが似てるので面白いです。
(古畑任三郎ですねw)
正直不動産というドラマがおもしろい【ネタバレ】 - つむらの自腹です
不動産関係のドラマは正直不動産が面白かったです。↑
石子と羽男 第7話 感想
寸劇が始まります。
君かわいいねー。いくつ15歳?
お小遣いあげよー。
ピピピピピピ!!!
青少年育成条例違反!!
となんだこれ?感、満載の寸劇。
面白いです!
本編
キッチンカーを破損させた犯人を見つけてほしいとの依頼で
石子と羽男が動きます。
街に徘徊する「キッズ」。番組では「山ヨコキッズ」と呼ばれています。
防犯カメラにキッズを取りまとめるリーダーが映っており、調査は進んでいきます。
キッズらに質問する石子と羽男。
ほとんど無視されます。
途中、少女が現場から離れますが、
男に追いかけられ、階段から転落し大けがをします。
調査を進めると、「キッズ」を取りまとめるリーダーがいること、
階段から転落した少女は、家族から虐待を受けているのではないか?と疑惑が残ります。
大けがをした少女の父親(野間口徹さん)。
少女が壊した車の修理費を払う裁判に出廷します。
しかし、石子と羽男はこの裁判をきっかけに、階段から落ちた少女を救う方へ進みだします。
昨今、問題になっている「トー横キッズ」を題材にしたストーリーでした。
父親役の野間口徹さん、めっちゃドラマ出ていますね。
悪女(わる)では創業家の役員役、魔法のリノベでは妻のいびきがうるさい!と言えない夫役。
元彼の遺言状にも出ていたので、凄く活躍されていますね。
石子と羽男 第8話 感想
いやーいい景色だなぁ。
しあわせだなぁ。
そうだこの写真、インスタにアップしよう!
ぽっちっとなと。
ちょっと!私写っていますよね!
アップしないでください!!
はぁ?
はぁ?
とトラブルになる寸劇。
中村倫也さんのモノマネが「加山雄三」に似てておもしろいですw。
本編。
今回のトラブルは、ネットにアップされた飲食店のお話。
隠れ家的に運営していた飲食店がアップされ、急に客が殺到。
今までの常連に迷惑が掛かるので削除要請を申請するも拒否されたとのこと。
石子と羽男が動きます。
隠れ家的に運営していた飲食店の口コミレビュートラブル。
誹謗中傷ではなく、好レビュー多数で多数お客が殺到し、常連客に迷惑がかるという流れです。
相手方に削除要請するも、拒否され裁判になります。
しかも、不利な証拠が採用され、「圧倒的に不利」となる石子と羽男。
今回のストーリーも面白いですね。
法律の問題も面白いですが、少しづつ出てくる「トラブル」。
裁判がどうなるのか・・・??
あと、有村架純さんと中村倫也さんのやり取りが面白いです。
少しづつアドリブが増えてる感じもします。
石子と羽男 第9話 感想
今回は寸劇なしで本編に入ります。
弁護士事務所で働いていた大庭(赤楚衛二)が放火殺人の罪で逮捕されます。
彼女だった石子(有村架純)はショックを受けます。
羽根岡(中村倫也)が励まし、大庭と接見するも黙秘されます。
状況を打開しようと、石子と羽男は真実を語るように、大庭を説得します。
大庭は弟をかばって黙秘・自白していることを羽男に打ち明けます。
しかし、弟はコミュニケーションをとりにくい性格。
なかなか話してくれません。
石子と羽男は被害者の家族から不動産投資の被害に遭っていることを聞き、
さらに調査を進めます。
今回のストーリーは誤認逮捕・自白を題材にした物語です。
いつも通り中村倫也さんのモノマネが入りますが、一気に空気感が変わる展開です。
警察のアクリル樹脂板越しに、大庭を説得するシーンも良いです。
弁護士事務所でよくわからない言い訳を言って、有村架純さんを励まし、窓越しにお茶を渡す中村倫也さんも素敵です。
9話は放火殺人事件の前編になり、10話で最終回となりそうです。
最終回も楽しみです。
石子と羽男 第10話 感想
大庭(赤楚衛二)と弟は被害者家族の証言から無実だと証明され、
釈放されました。
真犯人を追い求める石子と羽男。
亡くなった被害者は投資詐欺に遭っており、放火と詐欺で事件を調査します。
綿郎(さだまさし)は詐欺の大元である御子神(田中哲司)を調査していました。
ある日、大庭(赤楚衛二)は現場の遺留品のライターの色がおかしいと気づき、
真犯人逮捕へのヒントをつかみます。
石子と羽男は投資詐欺事件を告発、真犯人の自供から詐欺の大元、御子神(田中哲司)を追い詰めようとしますが、証拠不十分、御子神側の大手弁護士グループに裁判で苦戦し、御子神を法律で裁けませんでした。
しかし、ある日、石子と羽男の事務所に町の人の相談が入ります。
「付近でポイ捨てされて困っている」という内容でした。
石子と羽男は町の人の相談からヒントを得て、廃棄物処理法違反で御子神を刑事告発。
たばこのポイ捨て証拠をかなり集め、御子神が喫煙中に通報。
警察が駆け付け、現行犯逮捕。御子神を「タバコのポイ捨て」で追い込むのでした。
世間ではSNSやニュースで情報が拡散。政府の重要な政策ポストから外されるのでした。
とにかく有村架純さんと中村倫也さんの掛け合いが面白く、毎回楽しませてくれるドラマでした。
1~8話の冒頭の寸劇、中村倫也さんのモノマネ、有村架純さんと中村倫也さんの掛け合い、とても面白いドラマでした。
ドラマ配信
↑ドラマ見逃し配信もあるので良ければどうぞ。
(参考資料 TBS HP)
法律系のドラマですが、シリアスな展開です!!!!!
あ、やっぱりドラマは最高ですね!!
つむらさん、もっとちゃんと、感想書いてください~!!
おしまい。