大阪ガス、料金値上げへ【上限撤廃へ】
今回は、ガス料金についてまとめてみました。
ガス料金が高い理由
ガス料金の値上げが続いています。
・ウクライナ情勢
・ヨーロッパでガス・原油の需要が高まる
・原料が高騰
・円安
・OPEC減産発表
上記理由でガス料金が値上がりしています。
ガス料金が高騰する要因が重なっています。
googleより。
直近のニュースではOPEC(石油輸出国機構)が原油の生産を減らす発表をし、
ますますエネルギーの価格が上昇しそうな雰囲気です。
大阪ガス、料金値上げ いくら上がる?
大阪ガスは12月分から原料費調整の上限を見直しました。
標準的な家庭のモデルで、
3割近くの大幅な値上げを行うと発表しました。
標準的な家庭(使用量30立方メートル)の料金は10月現在で月6726円だが、上限まで転嫁した場合、来年5月以降は月8739円となり最大で3割高くなる。
(朝日新聞より)
最終的に3割に近い値上げが実施されます。
月当たり約2000円の値上げ。
キツイ値上げになりそうです。
(来年5月以降、上限まで価格上昇した場合)
約7か月で2000円近くの値上げになるため、
毎月300円程度×月数が値上がる可能性があります。
また、毎月の原料費調整を見直し、上限を撤廃する(値上げする)方向で進んでいます。
大阪ガスHPより。
2022年9月ころから原料費が高騰し、採算が合わなくなりました。
大阪ガスHPより。
原料費の高騰を受けて上限を見直ししますとのこと。
実際の価格変動は、原料費を平均化し契約者全員で割るイメージになります。
将来的に、かなりガス料金も上がりそうです。
大阪ガス、ガス自由料金も値上げへ
大阪ガスはガス自由料金も上限を撤廃する方針を発表しました。(2022年12月19日)
事実上の値上げが始まります。
2023 年 3 月検針分のガス料金から、平均原料価格の上限価格を段階的に変更し、2023 年 9 月検針分より上限を廃止します。
大阪ガスHPより。
上限が2023年9月以降なくなります。
対象のガス自由料金プランは?
・ハウス空調料金契約
・集合住宅向けコージェネレーションシステム契約
・コージェネレーションシステム契約(A, B, C)
・小型空調契約
・空調夏期契約
・空調用契約(A, B)
・時間帯別契約(A, B)
・業務用季節別契約
・小型業務用季節別契約
・輸送向け圧縮天然ガス用契約(A, B)
・ガス灯契約
・マイホーム発電料金契約*
・床暖料金契約*
・エコジョーズ料金契約*
が対象となります。
*印は2022 年 3 月 31 日以前に新規申 込の受付を終了したガス料金メニュー。
ガス自由料金はいくら上がるのか?
各プランによってガス料金は変わります。
エコジョーズプランで45㎥使用の場合、538円の上昇と発表されています。
大阪ガスHPより。
5%くらいの上昇になります。
大阪ガス、料金値上げへ【いくら値上がる?まとめ】
・燃料価格が高騰しガス料金が上がっています。
・大阪ガスの料金が3割値上げになります。(原料費上限の見直し)
・標準家庭で月およそ2000円の値上げ。今後も上限見直しされます。(上限まで価格上昇した場合)
・ガス自由料金契約プランも上昇します。
関西電力が従量電灯Aプランの電気料金を据え置きしているため、大阪ガスのガス料金は割高に感じます。
(参考文献 大阪ガスHP)
四国電力の「オール電化狙い撃ち値上げ」よりマシかもしれません!!!
つむらさん、四国電力のお話は今回関係ないのでは~!
おしまい。
四国電力、電気料金値上げへ【電気料金値上げ】 - つむらの自腹です
↑四国電力の料金値上げに関するブログ。
冬のガス料金はなぜ高い?調べてみました【自由研究】 - つむらの自腹です
ガス料金について調べてみました。
節約方法も考えてみました。