北陸電力、電気料金値上げへ【規制料金も値上げ】
今回は、電気料金についてまとめてみました。
電気料金が高い理由
電気料金の値上げが続いています。
・ウクライナ情勢
・ヨーロッパでガス・原油の需要が高まる
・原料が高騰
・円安
・OPEC減産発表
上記理由でガス料金が値上がりしています。
電気料金が高騰する要因が重なっています。
googleより。
直近のニュースではOPEC(石油輸出国機構)が原油の生産を減らす発表をし、
ますますエネルギーの価格が上昇しそうな雰囲気です。
北陸電力、電気料金値上げ いくら上がる?(予想)
北陸電力は電気料金の値上げを発表しました。
今回、注目されるているのは、法律で値上げが規制されている「規制料金も値上げ」されるためです。
電気料金の値上げは国の認可(経済産業省や消費者庁の審査が必要)が必要なため、
北陸電力は2023年4月をめどに料金値上げへするようです。
(北陸電力HPより)
実際の値上げは2023年4月以降になるようです。
(北陸電力HPより)
今現在、1kWh1.77円の燃料調整費ですが、
自由料金の燃料調整単価は1kWh9.18円となっています。
上記内容を参考にすると、
1kWhあたり約10円の値上げになりそうです。
(あくまで予想になります)
月260kWh使う一般家庭の場合、
月2600円~3500円程度
約3~4割程度の値上がりになると思われます。
(あくまで予想になります)
2023年6月から北陸電力値上げいくらになるのか?
標準的な家庭の1か月の電気料金は、
北海道電力は1万5662円から21%値上がりして1万8885円。
東北電力は1万3475円から24%値上がりして1万6657円。
東京電力は1万4444円から14%値上がりして1万6522円。
北陸電力は1万1155円から42%値上がりして1万5879円。
中国電力は1万3012円から29%値上がりして1万6814円。
四国電力は1万2884円から25%値上がりして1万6123円。
沖縄電力は1万4074円から38%値上がりして1万9397円。
42%の値上がりとなりそうです。
なぜ北陸電力は値上げすることになったのか?
なぜ北陸電力は値上げすることになったのかまとめてみました。
いままでが低価格だった
いままで低価格で電力を供給していたため、今回の値上げが大きく感じるようになります。
(北陸電力HPより)
他社よりかなり低価格で電力を供給していたため、値上げの反動を大きく感じます。
電源構成が変わってしまった
安価な水力発電、安定的な原子力発電を発電のメインとしていましたが、原子力発電→火力発電の割合が増えたため、コストのかかる発電方式になっています。
(北陸電力HPより)
今までの発電方式が変わってしまい、火力発電の割合が80%に近く、安価な発電が難しくなっています。
エネルギー価格の上昇
ロシア・ウクライナ情勢でヨーロッパでのエネルギー需要が急増。
また円安で輸入費用が増加しているものです。
(北陸電力HPより)
原油は1.61倍、石炭は5.19倍、円安1.19倍と費用が増加しています。
北陸電力、電気料金値上げ いくら上がるのか?まとめ
・燃料価格が高騰し電気料金が上がります。
・北陸電力料金、月あたり約3-4割、2600-3500円程度値上げになりそうです。(予想)
・国の支援も展開されそうですが、価格上昇分を補えないと思われます。
・中国電力、東北電力、四国電力も10/28に値上げ発表しています。
あくまで予想になります。
(参考文献 北陸電力HP)
さらに他の電力会社も追随すると思います。。。
みなさん、ご注意ください~!
おしまい。
関係記事
四国電力、電気料金値上げへ【電気料金値上げ】 - つむらの自腹です
大阪ガス、料金値上げへ【いくら上がるのか?】 - つむらの自腹です
各電力会社 家庭向け電気料金 値上げ申請準備や検討のところも | NHK | 物価高騰
冬のガス料金はなぜ高い?調べてみました【自由研究】 - つむらの自腹です
ガス料金について調べてみました。
節約方法も考えてみました。